NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の最後に、その回のゲストがプロフェッショナルとは何か?という質問に答える場面があります。

今日のゲストの答えは「仕事に楽しく挑戦し、仕事を通して成長できる人。なおかつ、部下を仕事に楽しく挑戦させ、仕事を通して成長させられる人」でした。

小売業と音楽を同じ土俵上で考えるのは少し無理があるかもしれないけど、最初の1文に関しては自分もそうするよう努めて来たという自負がある。でも、2文目の部下(音楽の場合は共演者や周囲を支えるスタッフ)にもそうさせることができたかどうかについてはいささか疑問だし、少なくとも楽しく挑戦してもらえてはいなかったと思う。それに、敷居を高く設定し過ぎた上に自らもその敷居につまずいては何度となく苦い思いをして来た。

プロのミュージシャンとして曲がりなりに四半世紀やって来たけど、限りある人生においてこれからもっと大きな何かをつかむためにはどうしたらいいか、さらに考えて実践して行かなければ…と思った夜でした。